エフェクター【ZOOM MS-50G】でギターのチューニングを半音さげにする方法
セッションやライブで、セットリストによって半音下げなどチューニングを変えたい時、エフェクターを使って一瞬でできます。
そのエフェクターは、ZOOM MS-50Gです。
MS-50Gは、このサイズでマルチエフェクターです。
47種類のエフェクターを内蔵していて、8種類のアンプモデルも搭載しています。価格もおてごろなので、持ち運びもしやすいので学生さんにもおすすめです。
今回は、内蔵エフェクターの一つであるギター音程を上下に変化させるPitchSHFT(ピッチシフト)というエフェクターを使います。
それでは、半音下げチューニングの仕方について説明します。
【PitchSHFTの設定(半音下げ)】
1.PitchSHFTの画面で右側のつまみを押します。
2.PitchSHFTの設定画面になります。
3.左側のつまみを回してShiftを-1にしてください。これで出力される音は半音下げになります。Balの値が100でなければ右側のつまみを回して100にしてください。Balの値は原音とピッチシフトした音のバランスです。Balの値が100で出力される音はピッチシフトした音だけになります。
4.Toneなど、その他の値はお好みに設定してください。
【まとめ】
PitchSHFTは上下に音程を変化させる事ができます。
Shiftの値は -12~12の値に設定できます。
-12(6音下げ)~0(原音)~12(6音上げ)
と自由に変更することがせきます。
半音下げだけでなく、1音下げや2音下げ
逆に 半音上げや1音上げなど簡単にできます。
このエフェクターがあれば、ボーカルさんのキーに合わせて自由にチューニングを変更する事がでます。
しかし、大きくピッチを上げ下げすると高音が劣化して、ぬけの悪いギターの音になってしまいますので、注意してください。
オーバードライブなど他のエフェクターなどをつかう時は、PitchSHFTは一番最初においたほうがいいと思います。