エフェクターにマジックテープを直接貼らずにボードに固定する方法
エフェクターの裏面にマジックテープを貼ってエフェクターボードに固定すると、マジックテープをエフェクターから外したい時に、糊がのこってなかなか綺麗に剥がせないことがあります。
そこで、100均で買えるものでエフェクターに直接マジックテープを貼らずに固定する方法を紹介します。
用意するもの
- プラ板
- 両面吸着シート
取付手順
- 両面吸着シートをエフェクターの裏面のサイズに合わせて切り取る
- 両面吸着シートをエフェクターの裏面に張り付ける
- プラ板を切り取る
- プラ板にマジックテープをはる
- マジックテープを貼ったプラ板をエフェクターボードに張り付ける
- ボードに取り付ける
取付状態
両面吸着シートは、結構しっかりエフェクターに張り付きますが、ホームセンターで売っている梱包材を入れて、ボードのふたを閉めれば運搬時はより安心できると思います。
初心者向け ギターのアンプシミュレーター おすすめのHD500Xの自宅での使い方
LINE6のアンプシミュレーター HD500X はエフェクターも内蔵しているのでマルチエフェクターとしても、自宅やライブで使用できます。 今回は自宅でヘッドフォンを使う場合を例に書いてみました。
HD500Xの接続の仕方
自宅で練習する場合は以下のように接続します。
- ギターとHD500Xを接続する。
- ヘッドフォンをHD500Xに接続する。
- HD500XとパソコンをUSBで接続する。
この接続でパソコンで音楽を再生して、それに合わせてギターを弾く練習ができます。
また、パソコンのエディターでHD500Xの設定が出来ます。
最初にするHD500Xの設定
ヘッドフォンを使ってHD500Xを使用する場合は、システム・セットアップでOutputの設定を必ず行ってください。
Outputの設定には下記の5つのModeがあります。
- Studio/Direct
- Combo Front
- Stack Front
- Combo Power Amp
- Stack Power Amp
自宅でヘッドフォンを使って練習する時は、Studio/Directを選択してください。
Outputの設定の仕方
- VIEWボタンを長押しする。
- システムセット画面になります。
- カーソルキー(右)ボタンを押してOUTPUTSの設定画面にしてください。
- つまみ1を回してStudio/Directにしてください。
- VIEWボタンを押して設定終了です。
パソコンのエディターについて
HD500Xには、専用のエディター POD HD500X Edit があります。LINE6の公式ホームページからダウンロードできます。
音作りをする時はHD500X本体で操作するよりも、エディターを使った方が視覚的に分かりやすく使いやすいです。
HD500Xの音作り
私が使っている設定です。参考にどうぞ。ライブでも使用していました。
オーバードライブ&クリーントーン
アンプはフェンダーアンプを使用しています。
エフェクターは歪み系と空間系を使用しています。
クリーントーンを使用する時はオーバードライブをOFFにしています。
ディストーショントーン
ハードロックを演奏する時のアンプは、ソルダーノを使用しています。
オーバードライブはDRIVE0に設定してブースターとして使っています。
【自宅でギターの練習】ヘッドフォンで曲と合わせてギターを練習する方法
自宅でのギターの練習で、ヘッドフォンで音源も聴きながら練習する場合の機材を紹介します。
ギターアンプ
AUX端子に外部音源機器を接続する場合
ギターアンプにAUX端子とヘッドフォン端子がついていれば音源を聴きながらギターの練習ができます。
私が使っているギターアンプは、YAMAHAのTHR-10ですがAUX端子とヘッドフォン端子がついています。
AUX端子とスマートフォンやパソコンのヘッドフォン端子を接続すれば、アンプから曲を流すことができます。また、THR-10のようにAUXのボリュームがギターアンプについていればギターアンプで外部音源の音量を調節できるので便利です。
AUX端子とスマートフォンやパソコンのヘッドフォン端子の接続には、3.5φステレオミニプラグケーブルを使用します。
ZOOM G1X FOUR をMIDIスイッチャーでパッチを切り替える方法
ZOOM G1X FOUR をMIDIスイッチャーでパッチを切り替える方法を説明します。
使用機材
- チョコレート MIDIコントローラー
- M-VAVE 伝送システム
- micro USBケーブル
- USB充電器
以上4つの機材がいります。
チョコレート MIDIコントローラー
amazonで購入しました。充電できて、MIDI信号はBluetoothで飛ばすため、配線なしで使用できます。充電用のUSBケーブルは付属されてました。
M-VAVE 伝送システム
amazonで購入しました。
USB接続用とMIDI端子接続用のものが入ってました。
ZOOM G1Xは左側のUSB接続用を使用します。
micro USBケーブル
M-VAVE 伝送システムとZOOM G1Xを接続するためのケーブルです。
M-VAVE 伝送システムに付属しています。ケーブルを長くしたいとかで他のケーブルを使用する時は、データ通信ができるケーブルを使用してくだい。100均等で売っている充電用のケーブルでは、データ通信ができないものがあるので注意が必要です。
USB充電器
携帯用の充電器で大丈夫です。M-VAVE 伝送システムに電源を供給するために必要です。自宅だけでの使用でしたら、パソコンのUSB端子に差し込んで使用しても大丈夫です。
M-VAVE 伝送システムの設定方法
最初に購入状態で使用を試みたのですが、パッチが切り替えがうまくいったり、いかなかったり動作が不安定でした。
そこで、専用のアプリをスマホにダウンロードしてアップグレードしたら、動作が安定するようになりました。
1.アプリのダウンロード
チョコレート MIDIコントローラーの裏側にQRコードがあるので、スマホで読み取ればアプリをダウンロードできます。
2.M-VAVE 伝送システムのアップグレード
”CubeSuit”というアプリがインストールされます。
M-VAVE 伝送システムをスマホの充電器に差し込むかパソコンに差し込んで通電させます。
M-VAVEが通電するとLEDが青く点滅します。
この状態でアプリを起動させると、スマホがBluetoothで認識して、下記のような画面になります。
画面上にM-VAVEが表示されます。表示されない場合は、スマホのBluetoothがOFFになってないか等、確認してください。
M-VAVEの表示されている部分をクリックすると、次の画面にいってアップグレードできます。
ZOOM G1X FOURとスイッチャーの接続方法
1.ZOOM G1X FOURの電源を入れる
2.M-VAVEを充電器に差し込み、USBケーブルでZOOM G1X FOURと接続する
3.M-VAVEを差し込んだ充電器をコンセントに入れる
4.スイッチャー(チョコレート MIDIコントローラー)の電源をいれる
これで、スイッチャーのスイッチを押すとG1Xのパッチが切り替わります。
パッチとバンクについて
チョコレート MIDIコントローラーの初期の設定ではA,B,C,Dの4つのスイッチでパッチを切り替えます。A,Bを同時に押すとバンクが下がり、C,Dを同時に押すとバンクが上がりますす。バンクは1~8あります。
初期の設定では、G1Xのバンクを切り替えることはできませんでした。切り替えが可能なのはバンク1のパッチ10~19まででした。
チョコレート MIDIコントローラーも”CubeSuit”アプリで設定できるようですが、使い方がわからないのでこのまま使用しています。
どんなギターを買ったらいいか分からない初心者さんへ、おすすめのギター
ギターを始めたいけど、どんなギターを買ったらいいか分からない初心者さんへ、どんなギターがおすすめかご紹介します。
おすすめのギターの条件
1.トレモロブリッジのギター
トレモロブリッジをおすすめする理由はオクターブチューニング、弦高調整、弦交換がやりやすいからです。
オクターブチューニング・・・ブリッジの後方に調整ねじがあるのでドライバーでまわしやすい。
弦高調整・・・6弦を個別に弦高調整できる
弦交換・・・ギターの裏側の穴から弦を差し込んで通せばいいのと、弦を外したときに外れるパーツがない。
初心者さんに一番おすすめしないブリッジはフロイドローズタイプです。
フロイドローズタイプでないといやだという人以外は、避けたほうが無難です。その理由はオクターブチューニング、弦高調整、弦交換が手間がかかります。
また、レスポールタイプのギターなどに採用されているブリッジは弦を全てはずすとブリッジやテールピースなどのパーツが外れるようになっているので、気を付けて作業しないとギターの上に落として傷がついたりします。また、弦をすべて外した状態だと、弦高調整のつまみがゆるゆるの状態なので、うっかり触れると弦高が変わってしまいます。
2.メイプル指板
メイプル指板は手入れが楽です。対して、ローズウッド指板は保湿等の手入れが必要になります。
3.ロングスケール
ロングスケールとは指板の長さのことで、ロングスケールでギターが弾けるようになれば、ミディアムスケールやショートスケールのギターでも大丈夫でしょう。
4.SSHピックアップ構成
SSHとは、ピックアップの配置です。
Sはシングルピックアップで、Hはハムバッカーピックアップです。
SSHであれば、たいていの楽曲に対応できます。
5.形状がストラトタイプのギター
理由は座った状態で弾きやすいからです。また、立った状態でもバランスがよくヘッドが下がってきたりしないので、立っても座っても弾きやすいです。
以上の条件は、弾きやすさ、メンテナンス、手入れのしやすさに重点を置きました。
これらの条件をふまえておすすめのギターはヤマハのPACIFICA112VMです。
あくまで、特にほしいギターが決まっていない人へのアドバイスです。好きなアーティストが使っている等の理由で、ほしいギターがある人はそちらを買った方がいいと思います。
スタジオのギターアンプ ジャズコーラスとマーシャルの使い方【初心者向け】
スタジオにはだいたい2種類のアンプが置いてあります。コンボアンプとスタックアンプです。スタジオ定番のアンプは
ローランド JC-120 (コンボアンプ)
マーシャル JCM2000 (スタックアンプ)
です。
どちらを使ってもOKです。しかし、JC-120を使う場合、あなたのバンドがロック系でギターの音を歪ましたいならオーバードライブやディストーションなどのエフェクターを持って行ってください。JC-120単体なら歪みません。
それでは、ギターアンプの使い方を説明します。
ローランド JC-120の使い方(始める時)
歪系のエフェクター(オーバードライブ)を使用することを前提に説明します。
- アンプのつまみを全て0(反時計回りに一杯にする)にしてください。一番右にあるVIB/CHORUSつまみはOFFの位置にしてください。BRIスイッチはとりあえずOFFにしてください。
- アンプの電源スイッチ(一番右側にあるPOWERスイッチのこと)がOFFになっていることを確認してください。
- ギター本体のボリュームは0にしてください。
- ギターとエフェクターとアンプをシールドでつないでください。ここで迷うのがギターの差込口です。JC-120は差込口が4つあります。CHANNEL-1のHIGHとLOW、CHANNEL-2のHIGHとLOWの4つです。CHANNEL1と2の違いは、アンプの内蔵エフェクターを使うかどうかです。内蔵エフェクターを使わないならCHANNEL-1を使って、内蔵エフェクターを使うならCHANNELー2を使います。今回は内蔵エフェクターを使わないCHANNEL-1で説明します。自分のギターに電池が必要なアクティブタイプ(プリアンプ内蔵)のギターはLOWに、電池がいらないパッシブタイプ(たいていのギターはこちら)のギターはHIGHに接続してください。
- 接続するエフェクター(オーバードライブ)のスイッチはOFFにしてください。
- アンプの電源コードをコンセントにささっているかを確認してください。
アンプの電源をONにしてください。 - アンプのイコライザー(TREBLE、MIDDLE、BASS)をすべて12時(目盛りで5の位置)にしてください。
- ギター本体のボリュームをMAXにしてください。
- ギターを鳴らしながらアンプのボリュームを上げていってください。
- エフェクター(オーバードライブ)をONにしてエフェクターのレベルの調整をしてください。エフェクターのONとOFFで音量に大きな差が出ないようにします。
以上で準備OKです。
ローランド JC-120の使い方(終わるるとき)
- アンプのつまみを全て0にする。
- アンプの電源をOFFにする。
- ギターのシールドをはずす。
マーシャル JCM2000の使い方(始める時)
- アンプのつまみを全て0(反時計回りに一杯にする)にしてください。
- アンプの電源スイッチがOFFになっていることを確認してください。マーシャルは真空管アンプなので、電源スイッチが2つあります。
- ギター本体のボリュームは0にしてください。
- ギターとアンプをシールドでつないでください。
- アンプの電源コードがコンセントにささっているかを確認してください。
- 真空管アンプであるマーシャルアンプは、電源スイッチの入れ方に注意してくだいさい。まずはアンプのPOWERスイッチをONにしてください。
- POWERスイッチをONにしてから1分程度時間をおいてからSTANDBYスイッチをONにしてください。真空管アンプはギターの音を大きくするために真空管を使っています。真空管は見た目は電球のような物で、電気が流れると光ります。光ると温度が上がっていって、ある程度の温度にならないと正常に動作しません。POWERスイッチをONにしてから1分程度時間を置くのは、真空管が温まるのを待つためです。この真空管が温まるのを待つ時間は、30秒とか5分とか諸説ありますが自分の経験では1分程度で大丈夫だと思います。気になる人はスタジオの店員さんにSTANDBYスイッチをONにする時間を確認しましょう。
- アンプのイコライザー(TREBLE、MIDDLE、BASS)をすべて12時(目盛りで5の位置)にしてください。
- ギター本体のボリュームをMAXにしてください。
- JCM2000にはチャンネルAとチャンネルBがあります。チャンネルAはクリーン系の音で、チュアンネルBは歪み系の音がでます。まずはチャンネル切替スイッチで使いたいチャンネルに切り替えてください。切替スイッチの右側にある緑のランプが点灯していればチャンネルA(クリーン系)で、左側の赤いランプがついていればチャンネルB(歪み系)です。
- チャンネルBを使う場合は、切替スイッチの左側の赤いランプが点灯していることを確認してから、チャンネルBのGAINつまみを12時(目盛りで5の位置)の位置にしてください。
- ギターを鳴らしながらチャンネルBのボリュームを上げていってください。
歪みの量は、GAINで調整してください。またボリュームつまみとGAINつまみの間にあるスイッチを押すと歪み方が変わります。これは、チャンネルAにもあります。
チャンネルAも使いたい場合は、切替スイッチでチャンネルAにしてから同じように調節してください。
以上で準備OKです。
スタジオにフットスイッチがあれば、足元でチャンネルを切り替えできます。必要ならば店員さんに聞いてみてください。
真空管アンプを使う時は、電源スイッチの使い方に気を付けましょう。誤った使い方は故障の原因になります。ちなみにローランドのJC-120はトランジスタアンプです。トランジスタアンプはギターの音を大きくするのにトランジスタを使っていて、トランジスタは真空管のように温める必要がないので、STANDBYスイッチがありません。
マーシャル JCM2000の使い方(終わるとき)
電源の切り方は、電源の入れ方と順番が逆になります。
- アンプのつまみを全て0にする。
- アンプのSTANDBYスイッチをOFFにする。
- アンプのPOWERスイッチをOFFにする。
- ギターのシールドをはずす。